皆様、こんにちは!
那覇市おもろまち、沖縄頭髪クリニックカウンセラーの宮城です。
いよいよ10月に入りました!早いですねー!でも、この連日の猛暑、10月といえど、
沖縄は暑いですね~。そろそろ、涼しくなってほしいです(^_^;)
さて、本日は、最近よく聞かれるようになった「FAGA(女性男性型脱毛症)についてです。
(男性型脱毛症)は男性ホルモンが大きく影響している脱毛症で、特徴は異なりますが
女性にもおこります。
女性の場合は、男性のAGAと区別するため、FAGAと呼ばれることがあります。
AGAのメカニズム、何度かご紹介していますが、おさらいです!
・AGA(男性型脱毛症)とは?
血液中を流れる男性ホルモン(テストステロン)は毛根にある毛乳頭に入り込むと、
5aリダクターゼ酵素により、ジヒドロテストステロン(DHT)に変化します。
このジヒドロテストステロン(DHT)が毛母細胞に入ると、毛母細胞の細胞分裂が
活発に行われなくなり、発毛を防ぎます。また毛周期が乱れて成長期が短くなるため
髪が成長する前に抜けてしまい、抜け毛や薄毛の要因になります。
男性ホルモンがなぜ毛乳頭に入り込むかは、男性ホルモンを受け入れるレセプター(受容体)を
持っているかどうかによります。そしてこのレセプターの有無は、遺伝によるものと
考えられています。
男性ホルモンの変性と毛母細胞への侵入が主な原因のAGA。
女性とあまり関係がないように思われますが、女性でもAGAは発症します。
では、なぜ女性のAGA(FAGA)は発症するのでしょうか?
皆様、きっとご存知でしょうが、女性の体内の中にも男性ホルモンは存在しています。
男性ホルモンであるテストステロンやジヒテストステロンが体内で合成され毛髪に
影響を及ぼすメカニズムは、男性と同じです。
それではなぜ、男性のAGAと症状が違うのでしょうか・・・。
そのカギとなるのは女性ホルモンです。男性ホルモン、テストステロンが
脱毛に影響をあたえるのとは逆で、女性ホルモン、エストロゲンは
毛髪を育てる働きがあります。
女性ホルモンの分泌が活発な若い女性は血中のテストステロンの濃度が
男性の20分の1と少ない為、髪への影響も少ないのです。
またエストロゲンの働きで髪が生え変わるサイクルが長くなるので、
薄毛や抜け毛が起こったとしても、その進行は緩やかで、ほとんど気になりません。
女性ホルモンの分泌が盛んに行われていれば問題なしですが、女性ホルモンは
加齢とともに減少していきます。
早い方では、35歳前後から女性ホルモンの分泌量が減少してきます。
その結果、男性ホルモンの影響によりAGAが発症するメカニズムが
起こりやすくなります。
加齢以外に、女性ホルモンの減少する原因は、ストレスやダイエット、
生活習慣の乱れなどがあります。
AGAと、FAGAの違いは脱毛パターンが異なる事です。
男性の場合は頭頂部と髪の生え際(前頭部)など局所的に薄くなるのが特徴ですが、
FAGAは頭髪が細く弱まり全体的に薄くなります。またAGAは進行性であるために
放っておくと髪の毛が減り続けていきますが、FAGAではそのような事は
あまりありません。
これは、女性ホルモンは減少するものの一定の量は分泌されるためです。
FAGAのように女性ホルモンが減少してホルモンバランスが乱れておこる症状には、
ホルモンバランスを整えることが大切です。
日頃の生活習慣などの改善から心がけたいですね。
FAGA・AGA・薄毛治療・抜け毛・円形脱毛、毛髪に関するお悩みは、
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